「最近、なんか冷めたかも…」その気持ちは一時的なものかもしれません。
付き合い始めは、会うたびにドキドキしていたのに。
今はLINEも会話もマンネリ気味で、楽しかったはずの時間がなんとなく義務のように感じる…。
「これって、もしかして倦怠期?」
どんなに仲の良いカップルでも、一度は通る“倦怠期”。
でも、それは必ずしも「終わりのサイン」ではありません。
この記事では、“なんとなく冷めてしまった関係”をもう一度見つめ直し、再び相手を好きになるための方法を、ステップごとにご紹介します。
“倦怠期”はふたりの関係が進化するためのチャンス
恋人と長く付き合えば付き合うほど、新鮮さよりも安定感や安心感が増してくるもの。
そのなかで、「ときめきがなくなった」「前ほど会いたいと思わなくなった」と感じることは、ごく自然なことです。
大切なのは、倦怠期を「終わりの始まり」と捉えるのではなく、
“恋愛から愛情に変わる過程”の一部として受け入れること。
今の感情に正直になりつつも、冷静に関係を見つめ直せば、
もう一度お互いを「好き」と思える瞬間が、きっと訪れます。
倦怠期を乗り越えるための5つのステップ

1.【気づき】今の感情を否定しない
「最近、彼(彼女)のことが好きかわからない」
そんな風に感じる自分に罪悪感を持つ人も多いですが、気持ちは変わって当然です。
まずは、
- 「どうしてそう感じるのか」
- 「何が物足りないのか」
を冷静に言葉にしてみることが、倦怠期を乗り越える第一歩になります。
2.【距離感】少し“自分時間”を増やしてみる
毎週のように会っていたカップルほど、倦怠期に「一緒にいるのがしんどくなる」ことがあります。
そんなときは、あえて会う頻度を減らして、“自分を取り戻す時間”を意識的に作ってみましょう。
- 趣味に没頭する
- 友人との時間を増やす
- ひとりで出かける日を設ける
物理的な距離が、気持ちのリセットを手助けしてくれます。
3.【変化】“いつもと違う”デートをしてみる
倦怠期の大きな原因は「マンネリ化」。
- いつも同じ場所
- 同じ会話のパターン
- 同じ休日の過ごし方
そんな“ルーティン恋愛”から、一度抜け出してみましょう。
- お互い初めてのスポットに出かける
- おうちデートをテーマ付きに(韓国料理ナイト、DIY日など)
- 付き合いたての頃のデートを再現する「思い出デート」
非日常の体験が、「好きだった気持ち」を思い出させてくれることがあります。
4.【共有】“本音”で話す時間を持つ
「なんか最近、冷めてない?」と思っているのは、実は相手も同じかもしれません。
倦怠期を抜け出すためには、「本当はこう思ってた」「最近少し寂しかった」など、素直な気持ちをシェアすることが大切です。
ここでのポイントは、
- 相手を責めないこと
- “ふたりの関係”に焦点を当てること
例:
「最近ちょっと落ち着いてきたよね。私は、もう少し一緒に新しいことしたいなと思ってる」
といったように、“提案”として伝えると、相手も前向きに受け取りやすくなります。
5.【再確認】「この人と一緒にいたい理由」を思い出す
- 最初に惹かれたのはどんなところ?
- 一番笑い合えた思い出は?
- つらい時、支えてくれたのはどんな言葉?
ときめきは薄れても、「大切にしたい」という気持ちは、ふとした瞬間に蘇るもの。
それに気づくためには、過去の思い出や、彼(彼女)の長所にもう一度目を向けることが大切です。
「好き」が静かに続く関係こそ、本物
倦怠期とは、ドキドキから“安らぎ”に移る過程のサインなのかもしれません。
その変化を怖がるよりも、
「今の私たちだからこそ育める関係がある」と信じて、
ふたりで少しずつ歩み寄っていくこと。
一時の感情に流されず、
「この人といたい」と思った理由を思い出すことができたなら、
きっとあなたたちは、もう一度“好き”を育て直せるはずです。